20230524 シャーデンフロイデ
脳のリソースを全て持っていかれてしまう仕事が年に3回ほどある。というのを前にも書いたような気がするが、今がその時期。
体感として10日ほど空くと復帰にパワーを要するようになってしまうから嫌なんだけど、こればっかりはしょうがない。
それはさておき。
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他者に何か至らない点があった時に、それをカバーすることで自己肯定感が上がることがある。
それ自体は何の問題もないというか良いことだと思うんだけど、ひいては、他者に至らない点を求めてしまう、とまでは言わないが、相手の欠点を見つけるとむしろ少し喜ばしい気持ちになってしまうフシが、自分にはある。
この現象に、名前はあるのかな。よく言えば、相手の欠点をこそ好きになる、というか。
突き詰めていくと共依存に近くなってしまうのだろうか?「あの人は私がいなくちゃダメなの…」は「自分が必要とされるためにあの人にはダメでいてもらわなきゃ困るの…」につながっている気はする。
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今回の感情を示す言葉ではないんだけど、 シャーデンフロイデ という名前の感情があるらしい。知らなかった!技っぽい名前だな。 シャーデンフロイデ(独: Schadenfreude)とは、自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情。
(上で述べている感情は、このシャーロンフロイデとは全く別物だと思っている。シャーロンフロイデはシンプルにいうと「他人の不幸を喜ぶ」だと思うんだけど、それとは全然違うつもりんだけどなぁ。根本では同じなのだろうか、違うと思いたい。)
英語の「It's my pleasure」は意訳すると「どういたしまして」だけど、直訳すると「お役に立てて幸いです」に近いと思う。この感情が最も近いよなぁとは思う。
相手の不幸を喜ぶのではなくて、相手に尽くすことで相手の不幸を軽減したり幸福を増幅できることに喜びを感じるということか。
これがちょっと拗れて、「相手の不幸を軽減するには相手が不幸である必要がある」となっていくと、とても危険だなぁ。